映画『トゥルー・グリット』(原題:True Grit)は、2010年のアメリカの映画です。
1969年のジョン・ウェイン主演の名作西部劇映画『勇気ある追跡』(原題:True Grit)のリメイク版です。
そんな『トゥルー・グリット』の簡単なネタばれなしのあらすじと出演俳優、キャスト、元ネタや原作について調べたので紹介します。
『トゥルー・グリット』のあらすじ
マティ・ロスは、父を殺したトム・チェイニーの敵を取ろうと、保安官コグバーンを雇います。
道中で、マティは、やはりチェイニーを追っているラ・ビーフと出会います。
ラ・ビーフとコグバーンは馬が合わないため、マティはコグバーンとともにチェイニーを追い、ラ・ビーフと別れます。
コグバーンとマティは、見つけた小屋にいた男たちに泊めてほしいと頼みますが、断られ、一策を講じて男達を降参させます。
話を聞くと、チェイニーの仲間であるネッド達が小屋にやって来るとのこと。
コグバーンとマティが陰から待ち伏せをしていると、小屋に来たのは、やはり小屋にチェイニーが来ると聞いたラ・ビーフでした。
その後、ネッド達が小屋にやって来ますが、ラ・ビーフがいたことで作戦は失敗し、ネッドは逃げてしまいます。
翌日、マティは川でチェイニーに鉢合わせ、彼に捕まり、ネッドの元へ連れていかれます。
コグバーンはネッドと交渉し、マティは助かりますが、ネッドによってチェイニーとともに置き去りにされます。
チェイニーがマティを殺そうとすると、ラ・ビーフが助けに現れます。
ラ・ビーフはまたネッド達と銃撃戦になっているコグバーンも助けます。
ラ・ビーフは、チェイニーによって気絶させられますが、マティがチェイニーの射殺に成功します。
『トゥルー・グリット』の主要な俳優・キャストは?
主役のコグバーン保安官を演じるのは、名優ジェフ・ブリッジスです。
少女ながら強い信念を持つマティを演じるのは、新人女優ヘイリー・スタインフェルドです。
ラ・ビーフ役はマット・デイモンです。
マティの父の敵チェイニーを演じるのは、ジョシュ・ブローリンです。
『トゥルー・グリット』の元ネタや原作はある?
『トゥルー・グリット』は、チャールズ・ポーティスの1969年の小説『勇気ある追跡』(原題:True Grit)を原作としています。
もちろん、最初の映画『勇気ある追跡』も同じ小説を原作としています。
ちなみに、グリットの原語gritは、(困難にあってもくじけない)勇気、気概、闘志と言った意味で、トゥルー・グリットは、「真の(くじけない)勇気」と言った意味です。
タイトルは、コグバーンのことではなく、マティのことを表現していますね。
まとめ
・『トゥルー・グリット』は、父の敵を取る固い信念を持った少女と、それを助ける男たちを描いた、名作小説の再映画化作品です。
・主な役柄を演じているのは、ジェフ・ブリッジス、ヘイリー・スタインフェルド、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリンです。
・映画は、同名の小説を原作・元ネタとしています。
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