アメリカの都市伝説に基づく架空の政府組織を描いた、コメディー寄りのSFアクション映画『メン・イン・ブラック』(原題:Men in Black)。
物語は、「銀河」を巡る攻防が軸です。
「銀河」とは何なのか?
「銀河を見つけろ」と言って亡くなった小さな宇宙人は銀河とどんな関係があるのか?
これらについて紹介します。
「銀河」とは何?
「銀河」が初めて語られるのは、JとKが、宝石商ローゼンバーグの死体を調べているときです。
人間エドガーに化けた危険なエイリアンであるバグを追っているJとKは、ローゼンバーグの死体を調べに死体置場に入り込みます。
死体置き場で、検視官ローレルがローゼンバーグの死体を調べていると、耳の部分にスイッチのようなものが付いているのをローレルが気づきます。
ローレルがスイッチのような物体に触れると、ローゼンバーグの顔が開いて、中には小さな宇宙人が。
ローゼンバーグは、ロボットで、中に乗り込んだ小さな宇宙人が操縦していたのでした。
宇宙人は、瀕死の状態で、ローレルとKに「オリオンのベルトにある銀河を見つけて、戦争を防げ」と言い残して無くなります。
「銀河」のあるオリオンのベルトとは
JもKも、亡くなった宇宙人のメッセージの中の「オリオン」がまさかオリオン座ではないであろうことは分かりますから、「オリオンのベルト」にある「銀河」が何のことかさっぱりわかりません。
しかし、その「銀河」を守れないと戦争が起こるとあっては、「銀河」を見つけなければばりません。
物語が進むと、「オリオン」はオリオン座のことではなく、ローゼンバーグが勝っていた猫の名前であることが判明します。
「オリオンのベルト」は、猫「オリオン」の首輪のこと。
「銀河」は、猫「オリオン」の首輪についているものなのです。
実は、「銀河」は、透明な球体で、中にまるで銀河のようなガス状の物体が浮かんでいるもので、その正体は、貴重な原子エネルギー源なのです。
エドガーに化けたバグは、「銀河」を狙って地球にやって来て、「銀河」を手に入れるためにローゼンバーグを殺害したのでした。
「銀河」と小さい宇宙人の関係は?
小さい宇宙人は、なぜ銀河を持っていたのでしょう。
メッセージを残して無くなった小さな宇宙人は、アルキリアン星人で、王族です。
亡くなったアルキリアン星人は、「銀河」を悪の手に渡ることを防ぐよう守ることを任務としていて、比較的安全な地球に滞在して「銀河」を守っていました。
しかし、この事実を知ったバグは、「銀河」を奪うために地球にやってきて、王族のアルキリアン星人を殺害します。
まとめ
・「銀河」は、人間の形をしたロボットに乗り込んでいた小さな宇宙人によって、その存在が語られます。
・オリオンは、オリオン座とは関係なく、ローゼンバーグが飼っている猫の名前であり、オリオンのベルトは猫の首輪です。
・「銀河」は、貴重な原子エネルギーであり、亡くなった小さな宇宙人はアルキリア星の王族の1人で、地球で「銀河」を守る役目を持っていました。
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