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アベンジャーズ/マイティ・ソーのロキ役の俳優は誰?トム・ヒドルストンの過去出演作についても

映画

ソーの義弟であり、『アベンジャーズ』ではメインの敵/ヴィランであるロキ。

「アベンジャーズ」のシリーズや、「マイティ・ソー」のシリーズでも登場します。

ロキを演じするのは、トム・ヒドルストン。

ヒドルストンは、どんな俳優なのか?

他にどんな作品に出演しているのか?

これらについて気になり調べたので、紹介します。

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ロキとは

ロキは、マーベルコミック社のコミックやマーベル・スタジオの映画に登場するキャラであり、北欧神話の同名の神をベースとしています。

ソーの父でありアスガルドの王であるオーディンによってソーとともに育てられましたが、オーディンの実子ではなく、ソーと血はつながっていません。

自身の姿を変えたり、人の心を操ったり、幻影を見せたりといった魔術・幻術を得意とし、言葉も巧みで、他人に上手く付け入ることができます。

元々いたずら好きの性格で、成長するにつれて、兄ソーに対する嫉妬心から、いたずら心が悪の感情へと変化してしまいました。

得意の術や話術を駆使してアスガルドや地球の支配をもくろみます。

平気で嘘をつき、人を欺き、背徳的な行為も厭いません。

「アヴェンジャーズ」シリーズや「マイティ・ソー」シリーズなどで、死んだと思われて、実は生きていたという展開が度々見られます。

兄のソーも、度々騙されています。

トム・ヒドルストンはどんな俳優?

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ヒドルストンは、1981年イギリスのロンドン生まれの俳優です。

大学在学中から演技の勉強を始め、ロンドンの王立演劇学校で演技を学びます。

学生として演技を学びながらテレビドラマに出演し始め、イギリスBBCのドラマ『刑事ヴァランダー』(原題:Wallander)などに出演します。

200年には、イギリスのドラマ映画『Unrelated』(日本未公開)で映画デビューを果たします。

2011年の スティーブン・スピルバーグ監督の『戦火の馬』(原題:War Horse)や同年のウッディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』(原題:Midnight in Paris)などの名匠の映画にも出演するようになります。

1999年から舞台の出演も継続的に行っており、出演を重ねて、2006年の『The Changeling』や2007年の『Cymbeline』などで主役を務めるようになり、2008年『Ivanov』などでも演じます。

ヒドルストンのキャリアに転機が訪れるのは、『マイティ・ソー』でロキを演じてからです。

ヒドルストンは、『マイティ・ソー』のオーディションに参加し、187cmと長身でブロンドの地毛のためソーのイメージによく合っており、ソー役としてオーディションを受けていました。

『マイティ・ソー』の監督は、かつてテレビドラマ『刑事ヴァランダ―』と舞台『Ivanov』で監督を務めたケネス・ブラナー。

オーディションが進むにつれ、ロキ役が適していると考えられるようになります。

ここで、ブラナー監督は、映画会社の上層部にヒドルストンがロキ役を上手く演じるはずだと掛け合い、ヒドルストンはロキ役を獲得します。

ヒドルストンは見事大役をこなし、『マイティ・ソー』の続編と「アベンジャーズ」の全シリーズでロキを演じ続けます。

トム・ヒドルストンの過去の出演作は?

ヒドルストンは、過去にどんな作品に登場しているのでしょうか?

代表作を紹介します。

『アイ・ソー・ザ・ライト』

『アイ・ソー・ザ・ライト』(原題:I saw the Light)は、2015年のアメリカの伝記ドラマ映画です。

カントリー・ミュージシャン、ハンク・ウィリアムズの人生を描いた映画です。

1940年代、カントリー・ミュージックの新鋭ハンク・ウィリアムズは、才能を見出され、カントリー・シンガーとして成功を収めていました。

しかし、ハンクが成功の階段を駆け上るに連れ、才能には乏しいもののシンガーの夢を抱えていた妻オードリーとの不和が見え始めます。

ハンクは、オードリーとの間で溝が大きくなって行く苦しみから逃れようと、酒や他の女性との関係に溺れていき…

ヒドルストンは、主人公のハンクを演じます。

映画で、ハンクに扮したヒドルストンは素晴らしい歌声も披露し、多才ぶりを見せつけます。

この映画は、作品自体は批評家から厳しい評価を受けるものの、ヒドルストンの演技は高く評価されます。

ちなみに、妻オードリーを演じるのは、マーベルコミックのスーパーヒーローたちが共存する架空世界マーベル・シネマティック・ユニバースの一連の映画で『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』からワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチを演じるエリザベス・オルセン。

『Coriolanus』

『Coriolanus』(コリオレイナス)は、2013年のイギリスのドンマー・ウエアハウス劇場で上演された舞台で、ウィリアム・シェイクスピアによる悲劇です。

コリオレイナスは、共和制ローマの将軍ガイウス・マルキウス・コリオラヌスをモデルとした戯曲です。

ヒドルストンは、主役のコリオラヌス将軍を演じます。

この演技は高評価を受け、数々の賞で最優秀男優賞にノミネートされ、ロンドン・イブニング・スタンダード・シアター・アワードの最優秀男優賞に輝きます。

『ナイト・マネジャー』

『ナイト・マネジャー』(原題:The Night Manager)は、2016年からイギリスでテレビ放映された6話のミニドラマシリーズです。

1993年の小説を原作としており、小説で描かれる内容を現代の設定に焼き直して制作されました。

元イギリス軍兵士でホテルのナイト・マネジャー(夜間支配人)を務めるジョナサン・パインは、違法な取引を行う武器商人の情報を国際執行機関に通報すると、スパイになる事を誘われます。

パインはこれを受け入れ、新たな身分を得て、武器業者に潜入しますが…

『ナイト・マネジャー』は高評価を受け、プライムタイム・エミー賞の監督賞と作曲賞にノミネートされます。

ヒドルストンは、主人公のパインを演じ、演技を高く評価されて、ゴールデングローブ賞男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞します。

『キングコング: 髑髏島の巨神』

『キングコング: 髑髏島の巨神』(原題:Kong: Skull Island)は、2017年アメリカの怪獣映画です。

かの有名な巨大ゴリラ、キングコングの映画として通算8作目です。

特務研究機関モナークの一員であるランダは、地質調査のために、未知なる髑髏島に護衛と共に向かうことを計画します。

ランダは、元特殊空挺部隊隊員のコンラッドを島の案内役として雇い入れ、戦場カメラマンのウィーバーも調査隊に加わり、一行は髑髏島に向けて出発します。

一行は、島に上陸しますが、そこで危機に見舞われ…

映画は、興行的に大成功を収めます。

ヒドルストンは、主役のアドバイザー、コンラッドを演じます。

まとめ

・ヒドルストンは、1981年イギリスのロンドン生まれの俳優です。

・ヒドルストンは、テレビドラマから俳優のキャリアを始め、次いで映画デビューを果たし、スピルバーグ監督やウッディ・アレン監督などの映画にも出演するようになります。

・『マイティ・ソー』のオーディションで、過去に出演した作品の監督でもあったケネス・ブラナーの提案で、ロキ役に抜擢されます

・舞台『Coriolanus』の演技でロンドン・イブニング・スタンダード・シアター・アワードの最優秀男優賞に輝き、テレビシリーズ『ナイト・マネジャー』の演技でゴールデングローブ賞男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞します。

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