単独主演映画もあり、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(原題:Avengers: Age of Ultron)でもアベンジャーズの主要メンバーを務めるアイアンマン。
「アイアンマン」の全シリーズと、「エイジ・オブ・ウルトロン」を含む「アベンジャーズ」の全シリーズで、アイアンマンことトニー・スタークを演じるのはロバート・ダウニー・Jr。
ロバート・ダウニー・Jrは、どんな俳優なのか?
過去にどんな作品に登場しているのか?
これらについて調べたので、紹介します。
アイアンマン/トニー・スタークとは
アイアンマンことトニー・スタークは、ほかのマーベル・コミックやDCコミックスの多くのスーパーヒーローと違って、普通の人間です。
しかし、天才的発明家であり、大富豪でもあって、超ハイテクが満載のスーツを全身にまとうことによって、スーパーヒーローたちと同じような超人的能力を発揮します。
怪力を持ち、レーザービームを放ち、小型ミサイルを発射し、金属製のボディで銃弾も寄せ付けず、ジェット噴射で空を自由に飛ぶことさえできます。
アイアンマンは、マーベル・コミックの数多くのスーパーヒーローたちが一堂に会するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一連の数々の映画で『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで数多く登場しています。
ロバート・ダウニー・Jrはどんな俳優?
ダウニーは、1965年アメリカのニューヨーク出身の俳優です。
父親は、映画監督のロバート・ダウニー・Sr。
5歳の頃より、ダウニー・Sr監督の映画に子役として数本出演した後、高校を中退して、俳優の道を本格的に歩み始めます。
1987年の映画『ピックアップ・アーティスト』で初主演を務め、1987年の映画『レス・ザン・ゼロ』などで注目を集めます。
英国アカデミー賞主演男優賞、ゴールデングローブ助演男優賞、ゴールデングローブ主演男優賞など数々の賞を獲得し、アカデミー賞主演男優賞の候補になったこともあります。
ハリウッドでも屈指の高額ギャラを獲得する俳優として、俳優としての大活躍に加えて、プロデューサーとしても活躍し、監督もデビューも目指しており、幅広く活動しています。
一方で、過去に薬物問題で6回逮捕され、1年間刑務所に入所したほどです。
父親から与えられたマリファナを8歳で常用していたそうで、事の発端はダウニー・Srにあるようです。
今は、完全にドラッグから身を引いています。
『アイアンマン』のジョン・ファブロー監督の意向で主役に抜擢されるもののドラッグ問題から制作スタジオから断固拒否されますが、オーディションで他の役者たちを圧倒して、主役の座をつかみます。
実際の作品でも、見事な役作りで、起用に懐疑的だった原作ファンや批評家からも絶賛され、興行的にも大成功を納めた『アイアンマン』に大きく貢献します。
その後は、トニー・スターク/アイアンマン役を務め続け、MCUの作品のヒットに一役買っています。
ロバート・ダウニー・Jrの過去の出演作は?
ダウニーは、過去にどんな作品に登場しているのでしょうか?
代表作を紹介します。
『チャーリー』
『チャーリー』は、1993年のイギリスの映画で、チャーリー・チャップリンの生涯を描いだ伝記映画です。
老年のチャップリンが過去を回想する形で映画が進み、回想の中の若かりし頃のチャップリンを演じているのが、ダウニーです。
『チャーリー』は、アカデミー賞美術賞にノミネートされます。
ダウニーの演技も広く絶賛され、ダウニーは、アカデミー賞主演男優賞ににノミネートされ、受賞は逃しますが、英国アカデミー賞主演男優賞を受賞します。
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』は、2008年のアクション・コメディ映画です。
登場人物は、俳優やスタッフなどの映画関係者たち。
ベトナム戦争を題材にした映画『トロピック・サンダー』を撮影していた製作スタッフは、出演俳優たちのわがままのせいで、予算を撮影開始から5日で使い切ってしまいます。
撮影中止の危機を回避するため、スタッフたちは東南アジアのジャングルで撮影を再開しますが、そこはなんと本物の戦場で…
登場人物の1人俳優のラザラスは、役作りのために皮膚整形をして黒人になってしまうオーストラリア人俳優という複雑な設定の人物で、ダウニーはこのラザラスを演じています。
ダウニーは、この演技を高く評価され、アカデミー賞助演男優賞、ゴールデングローブ助演男優賞を始め、英国アカデミー賞助演男優賞などの数々の賞にノミネートされます。
『シャーロック・ホームズ』『シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム』
『シャーロック・ホームズ』は、2009年イギリス・アメリカ合作のアクション映画です。
続編の『シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム』は、2011年の映画です。
ご存知、アーサー・コナン・ドイルの小説の探偵を描いた映画です。
シャーロック・ホームズをダウニーが演じ、助手のワトスンをジュード・ロウが演じて、大変話題になりました。
1作目『シャーロック・ホームズ』は高い評価を受け、アカデミー賞作曲賞と美術賞にノミネートされます。
ダウニーも演技を高く評価され、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞し、また、サターン主演男優賞にノミネートされます。
まとめ
・ダウニーは、1965年ニューヨーク出身の俳優です。
・5歳の頃から映画に出演し続け、演技派の俳優として注目されます。
・『チャーリー』、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』、『シャーロック・ホームズ』などの演技でアカデミー賞ノミネートを始め、数々の賞でノミネートや受賞を果たしています。
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