単独主演映画もあり、アベンジャーズの主要メンバーであるソー。
ソーの単独主演映画「マイティ・ソー」のシリーズと「アベンジャーズ」のシリーズの全作品で、ソーを演じるのはクリス・ヘムズワースです。
クリス・ヘムズワースは、どんな俳優なのか?
他にどんな作品に出演しているのか?
これらについて調べたので、紹介します。
ソーとは
ソー・オーディンソンは、マーベルコミックに登場するスーパーヒーローで、地球とは別の星にある神々の国アスガルドの王であったオーディンの息子です。
北欧神話の雷神トールがモデルです。
父オーディンは、中世の時代に地球を侵略者から救い、地球では神とあがめられるとともに、地球の守護者を務めてきた人物です。
ソーは、かつて、オーディンによって地球に追放され、その後、成長・改心し、アベンジャーズの一員として、地球を数々の危機から救っています。
その能力は、桁外れで、地球の人間からすれば、まさに神と呼ぶにふさわしい強大さです。
ソーは、『アベンジャーズ』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』全てに出演します。
また、ソーの単独主演の映画『マイティ・ソー』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『マイティ・ソー バトルロワイヤル』が3作品、制作されています。
クリス・ヘムズワースはどんな俳優?
ヘムズワースは、1983年オーストラリアのメルボルン生まれの俳優です。
兄のルークと弟のリアムも俳優です。
ヘムズワースはテレビシリーズの出演から俳優としてのキャリアを始め、2002年のテレビシリーズで主演を務めます。
2002年のオーストラリアのテレビシリーズ『Home and Away』のオーディションで落選するものの、同作品の別の役に抜擢され、この演技で注目を集めます。
ヘムズワースは、2009年には、J・J・エイブラムス監督の映画『スター・トレック』でジェームズ・T・カークの父親のジョージ・カークを演じて、映画デビューを果たします。
2010年には、アメリカのスリラー映画『クリス・ヘムズワース CA$H』(原題:Ca$h)でアメリカに進出するとともに、初主演を務めます。
ヘムズワースは、わずかな映画出演のキャリに関わらず、翌2011年の『マイティ・ソー』のオーディションで主役の座を勝ち取り、ここから一気に知名度を上げます。
その後は、「マイティ・ソー」シリーズと「アベンジャーズ」シリーズでソー役として出演し続け、2018年には「ハリウッドで最も稼いだ俳優」の4位にランクインするほどの売れっ子俳優になります。
クリス・ヘムズワースの過去の出演作は?
ヘムズワースは、過去にどんな作品に登場しているのでしょうか?
代表作を紹介します。
『スノーホワイト』『スノーホワイト/氷の王国』
『スノーホワイト』(原題:Snow White & the Huntsman)は、グリム童話『白雪姫』を原作とした2012年のダークファンタジー映画です。
白雪姫を題材として、悪の女王と戦うヒロインの活躍を描いたアクション・アドベンチャーです。
邪悪な魔力を持った女王ラヴェンナは己の権力と美貌を脅かす、先代女王の娘スノーホワイトを抹殺することを企み、刺客を差し向けますが…
ヘムズワースは、最愛の妻を喪った悲しみから酒浸りの日々を送っていたが、女王に立ち向かうスノーホワイトを助ける猟師エリックを演じます。
『スノーホワイト』は、2016年に続編『スノーホワイト/氷の王国』(原題:The Huntsman: Winter’s War)も制作されます。
前作で滅ぼされた女王ラヴェンナの妹で、さらに強大な魔力を持つ氷の女王フレイヤが登場し、激しいバトルが繰り広げられます。
ヘムズワースは、前作に引き続き、エリックを演じます。
『ラッシュ/プライドと友情』
『ラッシュ/プライドと友情』(原題:Rush)は、2013年のアメリカ・ドイツ合作の伝記映画です。
1976年のF1世界選手権でのライバル関係にある2人のレーサー、ジェームズ・ハントとニキ・ラウダを題材としています。
勘を生かした走りを得意とするプレイボーイのハントと、「コンピュータ」と称され、勤勉なラウダは、全く正反対の性格ながら、レースで競い合うライバル関係になります。
シーズン成績1位を独走するラウダをハントが追っている最中、ドイツのレースでラウダはクラッシュしてしまい…
『ラッシュ/プライドと友情』は、批評家から高い評価を得、ゴールデングローブ賞の作品賞や英国アカデミー賞の作品賞などにノミネートされます。
ヘムズワースは、主人公のハントを演じます。
『白鯨との闘い』
『白鯨との闘い』(原題: In the Heart of the Sea)は、2015年アメリカのヒューマン・アクション映画です。
映画は、小説を原作としており、かつて捕鯨船エセックス号の乗組員で最後の生き残りの年老いたトーマスが、当時の壮絶な実話を回想として語る形で描かれます。
マッコウクジラの大群を見つけ喜び勇む船員たちですが、群れを率いる凶暴な白鯨に逆襲され、エセックス号は沈没します。
生き残った者たちは、ボートで洋上を漂いますが、水も食料も尽き、生き残るためには死者の肉さえも食べる必要があった熾烈な環境で、救助されまで言い残ったのはほんの数名でした。
ヘムズワースは、家柄だけで船長に選ばれた未経験の船長に反発しながらも、エセックス号に乗り込む主役の一等航海士オーウェン・チェイスを演じます。
まとめ
・ヘムズワースは、1983年オーストラリアのメルボルン出身の俳優です。
・テレビシリーズの出演を経て、映画デビュー、映画初主演と順調にキャリアアップします。
・『マイティ・ソー』のソー役をオーディションで勝ち取り、知名度を上げます。
・「マイティ・ソー」シリーズと「アベンジャーズ」シリーズでソー役として出演しつつ、ゴールデングローブ賞作品賞にノミネートされる『ラッシュ/プライドと友情』などの映画でも主演を務めます。
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