映画『インフェルノ』で、ラングドンは、短期記憶を失った状態で病院で目を覚まします。
これが、映画の序盤を面白く、ミステリアスにしているのですが、そもそもラングドンはなぜ記憶喪失に陥ったのでしょうか?
映画では、どうしても状況説明に時間を十分に割けないこともあり、一度映画を見ただけでは、どこかでなされた説明が頭に残らないことも多いです。
特に、この映画は、次々と謎が登場しますから、覚え切れませんね…
裏切る人や、嘘を言っている人も登場しますから、視聴者は混乱させられっぱなしです。
シエナが説明する記憶喪失の原因は本当なのか嘘なのか?
ラングドンが記憶喪失になった本当の理由は何のか?
これらについて調べたのでまとめてみました。
ラングドンが目覚めたときの状況
ラングドンは、イタリアのフィレンツェの病室で目を覚まします。
目覚めるまでは悪夢を見ており、その中で、天変地異が起こり、街中に顔の形が崩れた男や首が後ろを向いている男がいるなど、この世のものとは思えない映像が。
目を覚ますと、前日からの記憶がないことに気づきます。
ラングドンの記憶がない原因はシエナの言う通りなの?
ラングドンが病室で目を覚ますまでラングドンを担当していた医師が、シエナです。
ラングドンは、シエナから、頭部への銃撃による怪我が原因で記憶を失っていると告げられます。
ラングドンは、シエナの言葉を信じ、暗殺者に急襲されたこともあり、シエナと共に逃亡を余儀なくされます。
しかし、映画の終盤、シエナはラングドンを裏切りますよね。
シエナは、自分の目的のためにラングドンを利用しているだけなのでした。
そうすると、シエナの言っていたことが、嘘に聞こえてきます。
記憶喪失の原因が、頭部に受けた銃撃のせいというのも信じてよいのでしょうか?
実は、これは全くの嘘です。
ラングドンが記憶喪失に陥った本当の原因は別にあります。
ラングドンが記憶喪失になった本当の理由は?
ラングドンが記憶喪失になった原因は薬物の投与です。
ラングドンはこの薬物を首に注射されます。
このシーンは、ラングドンの記憶、フラッシュバックとして登場しますね。
ラングドンは、病院で目覚める前日、シンスキーと一緒にいるところをコンソーシアムの職員に車で拉致されます。
そのとき、コンソーシアムの職員は、ラングドンの短期記憶を失わせるために、ラングドンに薬物を投与します。
こうして、記憶を失ったラングドンを都合よく誘導して、コンソーシアムのためにウィルスを探させようとしたのです。
物語の後半までは、WHOとコンソーシアムは対立していたので、コンソーシアムは、WHOの依頼でラングドンが自分達より先にウィルスを見つけてしまうのは避けたかったのですね。
映画の中で、ラングドンの体に湿疹ができます。
明確に説明はされていませんが、これは、投与された薬物の副作用だと思われます。
まとめ
・シエナの語るラングドンの記憶喪失の原因は真実ではありません。
・ラングドンを記憶喪失にさせたのはコンソーシアムで、ラングドンを自分達の都合の良いように誘導することが目的です。
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