インフェルノの映画でデスマスクはなぜラングドンが盗んだ？ゾブリストは関係する？

『インフェルノ』はラングドン教授が次々と謎を解いていくのを見るのが魅力の１つですね。

しかし、ストーリーや謎解きが難しく、一度映画を見ただけでは良く分からない点も多くあります。

ダンテのデスマスクもその１つではないでしょうか。

ラングドンはデスマスクを盗むのですが、それはなぜなのか？

悪役ゾブリストが関係しているようなのですが、そうなのか？

これらについて調べたので紹介します。

『インフェルノ』で登場するダンテのデスマスクとは？

デスマスクは、病院で目覚めるが、記憶を喪失していて自分の現況を把握できないラングドンが、自分の身の回りに起こる謎を解いていく過程で、重要な答えを示すアイテムです。

ラングドンは、ヴェッキオ宮殿で話しかけてきた宮殿職員への機転を利かせた質問により、デスマスクのある部屋に案内されます。

しかし、そこにあるはずのデスマスクはなく、防犯映像を確認すると、他ならぬラングドンがデスマスクを取り出すシーンが映されます。

しかし、ラングドンは、そのことを覚えていません。

ラングドンが、その後発見するデスマスクの裏側には、殺人ウィルスの在りかを示す文章が隠されています。

ラングドンがデスマスクを盗んだのは、WHOの依頼によってです。

WHOのシンスキーがラングドンと旧知の仲なのです。

WHOは、ゾブリストが殺人ウィルスを世界に拡散しようとしていることを知ります。

しかし、WHOは、ウィルスの隠し場所が分からないので、ラングドンに隠し場所を見つけるよう依頼します。

ラングドンは、この依頼に基づき、デスマスクが決定的なヒントを隠していることを知るに至り、その調査のためにデスマスクを盗んだのでした。

このデスマスクを盗んだ映像が、防犯カメラに残されていたのですね。

ただし、ラングドンは、デスマスクを盗んだ後に陰謀により記憶喪失に陥ったため、防犯カメラに映っている自分が前日にデスマスクを盗んだことを覚えていません。

ラングドンがデスマスクを盗むのは、WHOの依頼によるもので、ゾブリストは無関係です。

そもそも、デスマスクはゾブリストの所有物なので、ゾブリストがラングドンに盗ませる必要はありません。

しかし、ゾブリストは、デスマスクの持ち主だったという点で、デスマスクとつながりがあります。

ゾブリストは、デスマスクを自由に持ち出せる立場にあったからこそ、ウィルスの在りかを示す文章をデスマスクに隠すことができたのでした。

ゾブリストがデスマスクに秘密を隠しておいたのは、自分に何かあったときに、後継者のシエナがウィルスの場所を見つけられるようにしたためです。

・ラングドンは、ウィルスを見つけたいWHOからの依頼で、手がかりを隠すデスマスクを調査のために盗み出しました。

・ゾブリストは、デスマスクの持ち去りには関与していませんが、デスマスクの持ち主でした。

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