ダン・ブラウンの2013年の同名の小説を原作とする映画『インフェルノ』。
映画の冒頭で、謎の男が、別の謎の男達に追い詰められて自殺します。
この時点では、視聴者は登場人物を把握していないので、これらの人物が何者か分かりませんし、物語が展開してからも冒頭のシーンを誰かが解説してくれるわけでもありません。
一体、自殺した人と、追い詰めた人は何者なのでしょう?
映画の中で亡くなったと語られるゾブリストと関係あるのでしょうか?
これらについて調べたので紹介します。
『インフェルノ』の冒頭のシーンについて
冒頭、ある男が走って尖塔の端に追い詰められます。
追っているのは、3人の男達。
追い詰められた男は、尖塔から身を投げ自殺します。
バートランド・ゾブリストとは
ラングドン教授は、本作でも様々な謎解きに奔走しますが、その謎を仕掛けたのが、狂信的な化学者ゾブリスト。
物語の後半でラングドン教授やWHO職員が必死で拡散を食い止める殺人ウィルス「インフェルノ」を開発したものゾブリストです。
ゾブリストは、地球の人口増加を懸念し、対策として、殺人ウィルスによって人口半減を図るという過激な行動に走り、ウィルスの開発に成功します。
ゾブリストは、自分の身に何かがあっても計画を進められるように、ゾブリストの彼女兼信奉者のシエナが実行できるための手はずを整えていました。
ラングドン教授は、当初、シエナの思惑を知らず、ゾブリストに上手く利用されてシエナとともにゾブリストの残した謎を解いてウィルスを探します。
そのゾブリストですが、ラングドン教授とシエナがネットでゾブリストのことを調べた時点では、すでに亡くなっています。
ゾブリストは冒頭で自殺した人?
ゾブリストはどのようにして亡くなったのでしょうか。
これは描いているのが冒頭のシーンで、尖塔で自殺したのがゾブリストです。
ゾブリストは、3人の男に追い詰められて、止む無く自らの命を絶ちます。
ゾブリストが追われた理由は?
ゾブリストは、人口爆発を懸念して、過去にWHOに人口を抑制する食品の普及を提案したことがあります。
そんな危険な思想を持つため、ゾブリストはWHOによって要注意人物として指名手配されていました。
このため、ゾブリストは、WHOから追われる身になります。
ゾブリストを追い詰めて自殺に追い込んだのは、WHOパリ支局の職員ブシャールです。
しかし、ブシャールは悪徳職員であり、ウィルス拡散防止のためにゾブリストを追っていたのではなく、立場を利用して、私利私欲のためにゾブリストからウィルスを入手しようと、ゾブリストを追い詰めます。
まとめ
・ゾブリストは、狂信的な化学者で、殺人ウィルスの開発者で、すでに死亡しています。
・冒頭で男達に追い詰められて身投げするのがゾブリストで、追い詰めているのはWHOの悪徳職員です。
・ゾブリストは過激思想を持つため、指名手配されていました。
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