映画『ターザン リボーン』は、誰でも名前と設定を知るターザンのその後の話を描きます。
ご存知ターザンは、ジャングルで動物たちに育てられました。
そんなターザン、野生度満点で筋骨隆々のイメージがありますね。
『ターザン リボーン』でも筋肉ムキムキのターザンが登場します。
すごい筋肉ですが、演じる俳優は何者なのでしょう?
もともとあんな筋肉の持ち主なのでしょうか?
これらの点について調べたので紹介します。
『ターザン リボーン』のあらすじ
ターザンことジョン・クレイトンは、コンゴで動物達に育てられた後、女性と結婚し、ロンドンにて貴族で実業家として暮らしていました。
ジョンは、アメリカ特使に請われ、コンゴを訪れて、そこで妻をさらわれ、さらにターザンに恨みのある人の依頼である人物にターザンは命を狙われます。
ターザンは、この人物のせいで故郷が危機に瀕していることを知り、妻を助け、故郷を救うために奮闘します。
ターザンを演じるすごい筋肉を持つ俳優は誰?
『ターザン リボーン』の物語の始まりのとき、ターザンはロンドンで暮らしています。
都会暮らしでも、ジャングルで鍛え上げた肉体は衰えておらず、すさまじい筋肉を保っています。
まるでスポーツ選手か、格闘家といった、鍛え上げた肉体をスクリーンで披露するターザン役の俳優は何者なのでしょうか?
まさか、本当にアスリートかなにかなのでしょうか?
そうではなく、彼は、スウェーデン出身の俳優で、アレクサンダー・スカルスガルドといいます。
スカルスガルドは、スウェーデンのストックホルム生まれの俳優です。
イギリスとアメリカで演技を学んで、スウェーデンで芸能活動をしていました。
身長が194cmもあります。
この高身長で、映画では、あの筋肉!
本当に、強そうで、ターザンという感じですね。
また、見た通り、かなりのイケメンで、2016年には、映画情報サイトTC Candlerの「世界で最もハンサムな顔100人」で、第3位に選ばれています。
イケメンなだけでなく、演技力も確かで、2017年のアメリカのドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』の演技により、第75回ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞を受賞しています。
主演俳優スカルスガルドは過酷な筋トレに耐えた?
スカルスガルドが、もともと、あんな筋肉質だったのかというと、そうではありません。
あの筋肉は、役を演じるための厳しい努力による賜物なのです。
スカルスガルドは、撮影に向けて、トレーナーのマグナス・ライグベクの指導を受けて、筋力アップを図ります。
その期間、なんと8ヶ月!
まず、体重を増やすために、1日に7000キロカロリーの食事を続けます。
常に食べていて、常に満腹だったといいます。
夜中に起きて、プロテインとジャガイモを食べることもあったとか。
そのかいあって、4か月目の終わりには、11kgの増量を果たします。
次の段階は、砂糖、グルテン、小麦、乳製品を断って、ほんの少量の食事を1日6回という厳格な食事制限と過酷なトレーニングです。
これは精神的にきつい期間ですよね。
エネルギー、カロリーが足りない状況で、激しいトレーニングをこなさなければいけないのですから。
この期間が大変だったそうで、スカルスガルドは、心が折れかけ、トレーナーも生きる気力を失いかけていることに気づいたほどです。
あまりの元気のなさにトレーナーが気づいて、その時は、「好きなものを食べていい」と言われて、好きなものを食べることができたそうです。
8か月の努力の甲斐あって、あの見事な肉体を手に無事撮影に入り、素晴らしい映像を残してくれました。
ちなみに、役作りのための8か月の期間は、「全く楽しくなかった」そうで、撮影が終了した日に、節制は辞めてしまったそうです。
もったいないですが、仕方ないですよね。
まとめ
・『ターザン リボーン』の主演は、スウェーデン出身のアレクサンダー・スカルスガルドです。
・彼は、アスリートや格闘家などではなく、俳優で、あの筋肉は努力の賜物です。
・過酷な増量と、その後の厳しい食事制限と筋トレで心が折れかけ、生きる気力すら失いかけたほどの厳しい生活で、あの筋肉が実現されました。
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