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ファンタビの監督デヴィッド・イェーツの過去作と経歴は?ハリポタとの違いについても

映画

日本でも世界中でも大人気のファンタスティック・ビーストのシリーズ。

映画を見るときは、どんな俳優が演じているかがとても気になりますね。

演技が上手でなかったり、不自然だったり、原作の映画化の場合にイメージが違いすぎると、がっかりします。

けれど、どういうシーンを使うか、各シーンの見た目などを左右するのは監督で、監督次第では、映画の出来不出来も大きく変わります。

ファンタビの監督デヴィッド・イェーツとはどんな人?

過去作や経歴、どんな映像を得意としているのか?

これらの点について紹介します。

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ファンタスティック・ビーストシリーズの監督デヴィッド・イェーツとは?

デヴィッド・イェーツは、イギリス人の映画監督です。

私たちは、映画を見ているとき、監督は目にせず、俳優だけを見ることになります。

このため、映画を見るときには、どんな俳優が演じているかはとても大事ですね。

しかし、物語の流れや、私たちが映画の中で目にする映像を作り上げるのは監督です。

特に、ファンタスティック・ビーストのような架空の世界は、監督の手法が一歩間違えれば、嘘っぽい映像が出来上がってしまい、視聴者は興ざめしてしまいます。

そういう意味でも、ファンタビシリーズの監督が誰であるかは重要です。

ファンタビシリーズ全5作の監督を務めるのは、ハリポタシリーズから続けてメガホンをとるデヴィッド・イェーツという人です。

ハリー・ポッターの全8作の映画のうち、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』からの後半4作からの続投です。

ファンタスティック・ビーストが全5作ですから、ハリポタシリーズとファンタビシリーズで計9件の監督を務めることになります。

シリーズ物の映画の監督は、本人が続投を望んでいても、興行成績が振るわなかったりすると、制作会社やプロデューサーの意向で別の監督に代えられることがあります。

映画の原作がある場合は、原作者の希望で変えられることもあります。

逆に、制作会社や原作者、視聴者などが監督本人以外の続投を望んでも、監督自身の辞退する気持ちが強ければ、連投は実現しません。

その点、デヴィッド・イェーツは、監督した作品の評判も良く、本人も望んでいることから、ファンタビシリーズの監督として制作側の皆が望んだ人選といえます。

デヴィッド・イェーツの経歴や過去作は?

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デヴィッド・イェーツは、ハリポタシリーズとファンタビシリーズの中で最初に監督した『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』に採用されたとき、長編映画の監督は『Tichborne Claimant』という1作について行ったのみでした。

この映画は日本では公開されていませんし、世界的に有名な映画とも言えません。

ということは、不死鳥の騎士団の監督を務めるのは、大抜擢だったということですね。

ただし、長編映画の監督は経験が少なかっただけで、短編映画や、テレビのドラマの監督として活躍してきていて、高い評価を得ていました。

そういった成果が評価されて、ハリポタシリーズの監督に選ばれたのでしょう。

ハリポタシリーズの1作目がホームアローンなどですでに名声を獲得していたクリス・コロンバスが監督したのとは、だいぶ違った人選でした。

そして、世界中の注目が集まるハリポタシリーズの初監督作品で、商業的な成功を収め、さらにイギリスのエンパイア賞で監督賞も受賞します。

こうして、その後のハリポタシリーズやファンタビシリーズの全ての作品の監督を務めています。

デヴィッド・イェーツは、数多くのテイクを撮影し、作業もゆっくりと行うというスタイルを取ります。

俳優やスタッフが感情的に高まるように導くのを好むと言われています。

魔法の世界で、アクションシーンや非現実的な映像がひしめくファンタジー映画ですが、そういった映像的なきれいさではなく、俳優の演技の感情を高めるのを得意とする監督が選ばれたというのは意外ですね。

しかし、ハリポタの原作を読んだ人などは、良く分かると思いますが、ハリポタシリーズは、単なるファンタジー作品ではなく、登場人物の心や背景が丹念に描かれています。

これがハリポタシリーズの魅力の1つですから、映画でも限られた上映時間の中できちんと現れるのは、映画の成功に影響します。

そういう背景があって、デヴィッド・イェーツが、ハリポタやファンタビの登場人物がリアルな世界を作り上げられるように監督したのが、ハリポタシリーズやファンタビシリーズの成功や高評価に一役買っていると言えそうです。

ファンタビシリーズとハリポタシリーズの監督の違いは?

デヴィッド・イェーツは、ファンタビシリーズ全作ハリポタシリーズの8作のうちの後半4作の監督です。

ハリポタシリーズの最初の4作の監督は誰なのでしょう。

ハリポタシリーズの記念すべき第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」の監督を務めたクリス・コロンバスは、第2作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の監督も務めました。

第3作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」はまた別の監督で、アルフォンゾ・キュアロンという人です。

さらに、第4作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」でも監督が代わり、マイク・ニューウェルという人が務めました。

デヴィッド・イェーツが最初に監督した第5作目までは、ハリポタシリーズの監督は頻繁に変わったのですね。

それを考えると、ハリー・ポッターの第5作以降、ファンタビシリーズも含めて監督を続けているのですから、デヴィッド・イェーツはハリポタシリーズとファンタビシリーズに適任と言えそうですね。

まとめ

・ファンタビシリーズのデヴィッド・イェーツ監督は、ハリポタシリーズの後半4作とファンタビシリーズ5作の監督です。

・デヴィッド・イェーツは、短編映画やテレビドラマの監督で活躍していましたが、ハリポタシリーズに抜擢されたときは長編映画の経験は1作のみでした。

・ハリポタシリーズに抜擢されてからのどの作品も評価は高く、監督賞を獲得もしています。

・俳優やスタッフの感情を高めていくという手法を好みます。

・デヴィッド・イェーツ以前のハリポタシリーズの監督は頻繁に変わりました。

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