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アヒージョとはどこの国の料理?味と名前の由来や意味についても

スペイン料理

アヒージョという料理の名前を聞いたことがあるでしょうか?

これは、外国の料理で、日本ではあまり一般的ではありません。

しかし、どこかで目にしたり、耳にしたりしたこともあるかもしれません。

ピザのメニューなどにアヒージョ仕立てというものも見かけます。

ではアヒージョとは、どういう料理なのでしょうか。

アヒージョはどこの国の料理?

アヒージョの味は?

アヒージョの名前の由来や意味は?

これらの点について紹介します。

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アヒージョはどこの国の料理?

アヒージョとは、スペインの料理で、マドリードより南の地域で代表的な料理です。

アヒージョは、スペイン料理のタパスの1つで、小皿料理の一種です。

タパスとは、スペインでのアペタイザーのことで、アペタイザーは、メインの食事の前に食べる前菜や軽食を意味します。

スペインでは、タパスは、会話をしながら食べたり、夕食が午後9時から11時と遅いスペインで、仕事後の夕食前や昼食前に食べる食べ物です。

アヒージョもそういった形で食されます。

アヒージョの名前の意味は?どんな味?

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アヒージョは、スペイン語で「小さなニンニク」を意味する言葉であり、もっと正確には「刻んだニンニク」を表す言葉です。

日本では料理のことを指して「アヒージョ」といいますが、「アヒージョ」はニンニクそのものことですから、本来は料理の名前ではありません。

スペインでは、「アルアヒージョ(al ajillo)」といい、alは、「~への」といった意味です。

正式には、食材名+アルアヒージョというのが正式な呼び名で、エビ(ガンバス)を使ったアヒージョはガンバスアルアヒージョと呼ばれます。

ガンバスアルアヒージョは、最も有名なアヒージョで、スペイン以外でも世界中でおそらく最も良く知られたタパスです。

アヒージョは、こういった色々な具を、オリーブオイルとニンニクで煮込んで作ります。

味付けに、鷹の爪も加えられます。

オリーブオイルと聞くとイタリアや、イタリア料理のイメージがありますが、実はスペインはオリーブオイルの生産量1位で、スペイン料理で広く使用されます。

アヒージョは、オリーブオイルをふんだんに使ったスペインらしい料理です。

基本のオリーブオイルとニンニク以外で使われる材料は、特に決まりはありません。

しかし、魚介類が豊富に取れるスペインらしく、魚介類が中心に使われます。

エビ、イワシ、タラ、牡蠣、エスカルゴなどが使われます。

他にも、マッシュルーム、野菜、チキンなども良く使われます。

アヒージョは、カスエラという陶器製の調理鍋のまま、供されます。

具以外のオリーブオイルとニンニクの煮込んだ汁もとても美味しく、アヒージョの具を食べ終わった後に、パスタやパンやご飯とともに食べることもできます。

アヒージョの由来は?

アヒージョの由来は、最も有名なガンバスアヒージョを含めて、正確な由来や起源は分かっていません。

アヒージョは、スペインで広く使われるオリーブオイルとニンニクに、これまたスペインで良く食される魚介類を中心とした料理です。

ですから、アヒージョは、特定の人の発明というより、たくさんの人が思いつきそうな、自然発生的に生まれた料理と言えます。

まとめ

・アヒージョとは、スペインの料理で、マドリードより南の地域で代表的な小皿料理です。

・アヒージョは、エビを初めとする魚介類、野菜などをオリーブオイルとニンニクで煮込んだ料理です。

・アヒージョの正確な由来や起源は分かっていません。

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