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ハモンセラーノと生ハムの違いは?名前の意味や味や食べ方についても紹介

スペイン料理

ハモンセラーノって聞いたことがあるでしょうか?

ハモンセラーノは生ハムの一種です。

ではハモンセラーノは、いわゆる生ハムと何が違うのでしょうか?

ハモンセラーノという名前の意味は?

ハモンセラーノの味や食べ方は?

これらの点について紹介します。

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ハモンセラーノと生ハムの違いは?

ハモンセラーノは生ハムであり、生ハムの一種です。

ハモンセラーノは、スペインで作られる生ハムです。

生ハムとは、豚肉や猪の肉を塩漬けにして、燻製したり、乾燥させたハムのことです。

日本では、加熱したハムと区別するために生ハムと呼ばれます。

逆にスペインでは、「ハモン」というとハモンセラーノなどの生ハムを指し、他の多くの国でハムと呼ばれる食べ物は、「ハモンコシード」と呼ばれます。

「コシード」は、「煮た」という意味です。

日本での「ハム」と「生ハム」の区別と同じく、生のものとそうでないものを区別していますね。

ただし、スペインでは「ハモン」が生ハムで、こちらが一般的であり、生ハムでないものを「ハモンコシード」として区別しています。

ハモンセラーノの名前の意味は?

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ハモンセラーノの「ハモン」はハムのスペイン語で、中でも熟成したハムのことを指します。

「セラーノ」は、スペイン語の「山の」で、文字通りには「山脈からの」の意味です。

ですから、ハモンセラーノは、スペイン語で「山のハム」を意味します。

カスティーリャやアンダルシア地方などの山岳地帯の地域で多く作られることから、このように名付けられました。

ハモンセラーノは、豚肉を長期間、気温が低く乾燥した場所で吊るして乾燥させて作ります。

ハモンセラーノは、世界三大ハムの1つで、他の2つは、イタリアのプロシュット、中国の金華火腿です。

スペインのハムとして、ハモンイベリコも有名です。

これは、イベリア半島が原産の黒豚であるイベリア豚から作られる生ハムで、ハモンセラーノは、別の種類の豚の肉が使われています。

ハモンセラーノは、イベリコ豚よりも生産効率の高い白豚の肉が使われていて、ハモンイベリコより5分の1~4分の1程度の値段で入手できます。

ハモンセラーノの味は?

ハモンセラーノは、繊細で鮮やかなピンク色をしていて、口当たりは柔らかく、さっぱりとした味わいです。

ハモンセラーノは、皮を剥いだ状態で塩漬けしているため、塩分が高めです。

繊維がやや多く、比較的低脂肪です。

他に有名なイタリアの生ハムであるプロシェットは、肉を皮がついたままの状態で塩漬けするので、ハモンセラーノより塩分が低いです。

ハモンセラーノの食べ方は?

日本では、ハムは冷たい状態で食べる習慣がありますが、ハモンは常温で頂くのがおいしくいただけます。

冷蔵庫で保存している場合、食べる30分前には冷蔵庫から取り出しておきましょう。

その方が、脂が溶け出しやすく、口に入れたときに口の中の温度でちょうど脂がゆっくりと溶け出し、濃厚な味わいを楽しめます。

ハモンセラーノは、イタリアの生ハムと違って、塩分が高いため、そのままで食べるのがおすすめです。

塩気が強いので、サラダや果物と一緒に食べるのが一般的です。

また、ワインにもよく合います。

中でも赤ワインよく合います。

まとめ

・ハモンセラーノは、生ハムで、スペインで作られる生ハムです。

・ハモンセラーノは、スペイン語で山のハムという意味です。

・ハモンセラーノは、柔らかい口当たりで、塩分が高めの味です。

・ハモンセラーノは、常温で食べるのがおいしく、そのまま、サラダや果物と食べるのがおすすめです。

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