映画『インフェルノ』には、物語の前半、トム・ハンクス演じるラングドンが命を狙われます。
その犯人の名は「コンソーシアム」。
映画を盛り上げる組織ですが、一体、どんな組織なのか謎めいていて気になります。
コンソーシアムとはどんな組織なのか?
コンソーシアムのような組織は実在するのか?
コンソーシアムのような組織のモデルはあるのか?
これらについて調べてみたので紹介します。
『インフェルノ』の「コンソーシアム」とは何?
映画では、病院で目を覚ましたラングドンは、病院にて暗殺者ヴァエンサに命を狙われます。
このヴァエンサが所属するのがコンソーシアム。
物語の前半、ラングドンは短期記憶を失っていますが、それを起こしたのもコンソーシアム。
物語の前半で、ラングドンの身に降りかかる全ての災いの原因で、黒幕と言っても良い存在ですね。
映画に緊張感をもたらす大事な存在です。
コンソーシアムとはどんな組織
しかし、『インフェルノ』は、SF映画などの現実離れした突飛な世界を描いたものではありません。
それなのに、暗殺者を抱える組織って何でしょうか!
しかも民間の会社とのこと。
設定では、コンソーシアムは民間の危機管理会社です。
それ以上は、映画を見ているだけでは分からず、単なる危険な組織にしか思えません。
コンソーシアムのトップであるシムズは、悪徳WHO職員ブシャールを殺害までしてしまいますしね。
良いのでしょうか?
ちなみに、コンソーシアムは、原語では、”the Consortium”
“consortium”は、合弁会社、共同事業体、協会、組合、大きなプロジェクトのための複数の企業や産学協同で組む組織、といった意味で、日本語にぴったりの概念がありません。
そして、そのconsortiumを、先頭の”C”を大文字にして固有名詞として使っているのが、”the Consortium”。
英語では、consortiumは特別な単語ではありませんから、原語で見る人は、このような関係が分かり、「ああ、何かの特別な組織、合弁体みたいな何かなんだな」と感づきます。
しかし、日本語では、”consortium”は浸透していませんから、残念ながら、日本語発音で「コンソーシアム」と言われても、良く分かりませんね・・・
コンソーシアムのような組織やモデルは実在する?
『インフェルノ』の原作小説の翻訳者によれば、コンソーシアムは小説、映画での架空の組織で、実在しません。
それは、そうですよね。
そんな組織が実在したら、たまったものではありません!
しかし、モデルはあるのでしょうか?
はっきりと、「これ」というのは、明らかにはなっていません。
しかし、日本ではお目にかかりませんが、海外には民間の軍事会社などがあるくらいですし、コンソーシアムのようなセキュリティ組織があるのかもしれません。
こういった組織がコンソーシアムのモデルになっている可能性はあります。
まとめ
・コンソーシアムは民間の危機管理会社です。
・コンソーシアムは架空の組織で実在しません。
・コンソーシアムのモデルは不明ですが、海外には存在する民間軍事会社やセキュリティコンサルティング会社などがモデルになっている可能性があります。
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