映画「グレムリン」は、1984年にアメリカで公開された映画です。
不思議な生物を飼うことになった家族の騒動を描いていて、映画の題名であもある「グレムリン」という生物が出てきます。
このグレムリンが凶暴な生物なのですが、凶悪なだけでなく、どこか憎めないコミカルさを持っているため、子どもから大人まで楽しめる映画で、今でも人気があります。
グレムリンという名前に由来や元ネタはあるのでしょうか。
グレムリンを観たことのある人は、ふわふわな毛並みのかわいい生物も登場したことを覚えているでしょう。
しかし、名前は何だってしょうか?
映画を観たことのない人でも、グレムリンという名前とともに、このかわい生き物の写真などを見たことがあるかもしれません。
しかし、あのかわいい生き物はグレムリンではありません。
何という名前なのでしょう?
グレムリンという名前に由来や元ネタはあるのでしょうか。
これらについて紹介します。
グレムリンの名前の元ネタと由来は?
映画の中のグレムリンは、大人しい生物が変身して生まれます。
身長70cmぐらいの身長70cmぐらいの2本の腕と2本の脚を持っていて、一方で、全身は毛ではなく、爬虫類のような皮膚をしていて、爪と鋭い牙を持っています。
コウモリのような大きな耳が特徴的です。
目も爬虫類のようで赤く、いかにも悪そうな顔をしています。
凶悪な意地悪な生物なのですが、人を殺すなどの凶暴さは持っていません。
子どものような知能で、いたずら好きです。
しかし、悪そうな映画館にてみんなで白雪姫の映画を見て歌ったりするなど、どこか憎めない性格も持っています。
そんな映画のグレムリンという生物の名前は、伝承上、想像上の生物であるグレムリンに由来しています。
想像上の生物グレムリンは、飛行機などの機械にいたずらをして故障を起こさせる妖精です。
姿形の描写は様々なものがありますが、とがった背中、大きな目、鋭い歯と爪を持っていると言われていることが多いです。
映画のグレムリンもこのような見た目に近くなっています。
映画のグレムリンのいたずら好きな性格も、伝承上のグレムリンの性格と同じです。
このグレムリン、映画では、別の生き物が変身した姿なのです。
グレムリンの変身前のかわいい生き物の名前は?
グレムリンの映画を昔観た人は、グレムリンが、別の生き物が変身したことは覚えているかもしれません。
しかし、名前は、映画の題名が、変身した方のグレムリンなので、変身前の名前は憶えていない人が多いではないでしょうか。
グレムリンの変身前の生き物の名前はモグワイです。
モグワイは、ふさふさの毛と、大きな目と耳、短い手足で、大人しい性格と、とてもかわいい生き物です。
これが、あのグレムリンに変身するなんてちょっと信じられません。
人間の言葉を話すわけでないのですが、名前を聞かれて、「モグワイ」と答えたのです。
グレムリンの映画のポスターや、DVDのパッケージなどに描かれているのは、かわいらしい、こちらのモグワイの方です。
映画を昔観たことのある人は、映画の中でもう1つ「ギズモ」という言葉が使われているのを、なんとなく覚えているかもしれません。
ギズモというのは、モグワイをプレゼントされた少年がもらったモグワイに付けた名前です。
ちなみに「ギズモ」は、英語で”gizmo”であり、”gizmoは”新しい装置という意味です。
モグワイを飼うことになった家の主人が発明家で、そのために「ギズモ」と名付けたのでした。
モグワイはどうやってグレムリンに変身するの?
映画に詳しくない人は、モグワイがどうやってグレムリンに変身するか興味があるかもしれません。
モグワイを飼うときは、守らないといけない3つの約束事があります。
光に当ててはいけないこと、水に濡らしてはいけないこと、真夜中(12時過ぎ)に食べ物を与えてはいけないこと、です。
光が苦手で、暗い場所で買わないといけません。
特に太陽の光に弱く、長い当たると死んでしまいます。
水がかかると、分裂して、増殖します。
グレムリンの時も水がかかると、分裂します。
最後のルールが破られて、夜中に食べ物を食べると、モグワイはグレムリンに変身します。
映画では、アクシデントでギズモが夜中に食べ物を食べて、騒動が始まります。
まとめ
・映画のグレムリンという生物の名前は、伝承上、想像上の生物であるグレムリンに由来しています。
・グレムリンの変身前の生き物の名前はモグワイです。
・モグワイが夜中に食べ物を食べると、グレムリンに変身します。
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