映画『ダンボ』は、ディズニーの名作アニメ映画『ダンボ』実写版。
登場するキャラが大きく違っていますが、共通のキャラもいます。
その1人がサーカスの団長。
実写版で団長を演じるのは、ダニー・デヴィート。
ベテランの俳優デヴィートはどんな俳優なのか?
他にはどんな作品に出演しているのか?
これらについて調べてみたので、紹介します。
団長マックス・メディチとは
サーカスの団長は、原作アニメ版にも実写版にも登場します。
サーカスが舞台の映画で、その団長ですから、登場するのは、当たり前といえば当たり前ですね。
団長は、原作では、必ずしも悪人ではありませんが、厳しく、横柄な性格で、小太りの中年男性です。
サーカスを大きくするために試行錯誤しますが、当たったことがありません。
実写版でも、サーカスの団長兼オーナーとして登場します。
しかし、サーカスは、冷酷で謎めいた企業家に買収されてしまいます。
団長メディチ役のダニー・デヴィートとは
ダニー・デヴィートは、本名を、ダニエル・マイケル・デビート・ジュニアといい、1944年アメリカのニュージャージー州出身の俳優です。
監督や映画プロデューサーとしても大変活躍しています。
デヴィートは、ブロードウェイなどの舞台への出演でキャリアを築きます。
デヴィートというと、その印象的な見た目ですね。
小柄で太っちょという、アニメから飛び出したような特徴的な姿は一度見たら忘れませんね。
身長は、147cmと、日本の小学生の4~5年生程度しかありません。
この低身長は、遺伝性の疾患が原因だそうです。
しかし、もちろん、見た目だけで注目されているわけではなく、アメリカの1978年から 1983年までのテレビシリーズ『タクシー』(原題:Taxi)の出演でエミー賞の助演男優賞やゴールデングローブ賞を受賞しています。
映画デビューは、ジャック・ニコルソン主演の名作『カッコーの巣の上で』(原題:One Flew Over the Cuckoo’s Nest)のマティーニです。
その後は、『愛と追憶の日々』(原題:Terms of Endearment)、『ティンメン/事の起こりはキャデラック』(原題:Tin Men)『鬼ママを殺せ』(原題:Throw Momma from the Train)、『ツインズ』(原題:Twins)、『マーズ・アタック!』(原題:Mars Attacks!)、『ゲット・ショーティー』(原題:Get Shorty)、『マン・オン・ザ・ムーン』(原題:Man on the Moon)など、数多くの映画に出演しています。
一時期は、よくコメディー映画に出演していました。
ダニー・デヴィートの過去の出演作は?
ダニー・デヴィートは、どんな過去の作品に登場しているのでしょうか?
代表作を紹介します。
『バットマン リターンズ』
『バットマン リターンズ』(原題:BATMAN RETURNS)は、1992年のアメリカの映画で、1989年の映画『バットマン』の続編です。
監督が『ダンボ』と同じくティム・バートンで、他のスーパーヒーローの実写映画と違って、バートンの独特の世界観が現れています。
バットマンは、原作でも、元々、暗めの世界観を持っていますが、バートンにより映像にはその世界観が強められながら、独自さが足されています。
そういう点が評価され、映画は、アカデミー賞の視覚効果賞とメイクアップ賞にノミネートされています。
主役のバットマンを演じるのは、『ダンボ』にも出演しているマイケル・キートンです。
『バットマン リターンズ』の敵/ヴィランは、オズワルド・チェスターフィールド・コブルボットで、通称ペンギンです。
ペンギンは、バットマンの中で最高のヴィランの1人と賞されており、バットマンの中だけでなく、コミック界で最も偉大なヴィランの1人とであるとさえ言われています。
このペンギンを演じているのが、デヴィートです。
デヴィートと、キートンと、バートンは、『バットマン リターンズ』以来、再び『ダンボ』で顔を合わせています。
『マチルダ』
『マチルダ』(原題:Matilda)は、1996年制作のアメリカの映画で、ファンタジー・コメディです。
デヴィートは、この映画の制作、監督、出演の3役をこなしています。
『マチルダ』は、イギリスの作家ロアルド・ダールの児童小説『マチルダは小さな大天才』に基づいています。
主人公マチルダは、赤ん坊にしてアルファベットを書くことができ、4歳で難しい英文学を読み、数学もできる天才少女で、超能力まで使えます。
しかし、両親や校長などの周りの大人は無知で愚かで、マチルダは持ち前の頭脳でこれに立ち向かいます。
デヴィートはマチルダの父親でインチキ中古販業者の役を演じています。
『レインメイカー』
『レインメイカー』(原題:The Rainmaker)は、1997年のアメリカの映画です。
ジョン・グリシャムの小説の映画化作品で、監督・脚本は、フランシス・フォード・コッポラです。
「レインメイカー」とは、まるで降り注ぐ雨の様に大金を稼ぐ弁護士を指します。
主役の弁護士ルディ・ベイラーを演じるのはマット・デイモンです。
映画のタイトルは、「レインメイカー」ですが、主人公は、大金を稼ぐ華やかな弁護士ではなく、白血病を患った患者への保険金の支払いをめぐって大手保険会社を訴えます。
デヴィートは、主人公ベイラーの相棒で、かつて保険の査定を職業としていて、弁護士試験に6回失敗し、現在はパラリーガルをしているデック・シフレットを演じています。
まとめ
・ダニー・デヴィートは、1944年生まれのアメリカの俳優で、映画製作や監督でもあります。
・『カッコーの巣の上で』で映画デビューを果たし、『愛と追憶の日々』、『ツインズ』、『マーズ・アタック!』、『ゲット・ショーティー』など、数多くの映画に出演しています。
・『マチルダ』では、制作、監督、俳優をこなしています。
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