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映画バースデーワンダーランドのキャラクターデザインはイリヤ・クブシノブ!過去作品はある?

映画

2019年4月から、アニメ映画『バースデー・ワンダーランド』が公開されました。

監督は、原恵一。

『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦 』を始め、クレヨンしんちゃんの数々の映画を長きわたって監督してきた方です。

『河童のクゥと夏休み 』などの監督も努めています。

原作は、柏葉幸子の名作児童文学『地下室からの不思議な旅』。

この『バースデーワンダーランド』を見た人から、映像が綺麗との声が上がっています。

映像の主要部分キャラクターデザイとビジュアルを担当しているのは、イリヤ・クブシノブという人。

一体どんな人なのか調べてみました。

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バースデーワンダーランドのあらすじ

主人公は自分に自身のない小学生アカネは、誕生日の前日に突如現れた謎めいた錬金術師ヒポクラテスとその弟子ピポから、自分たちの世界を救ってほしいと頼まれます。

自身のないアカネは、自分には無理と断りますが、叔母のチィに促され、骨董屋の地下の扉から「ワンダーランド」へと連れて行かれてしまいます。

そこは、時空を操るクモや、まんまるの羊、巨大な鳥や魚と、アカネたちとそっくりな人たちが暮らす世界でした。

しかし、ワンダーランドは、色が失われる危機に瀕しています。

アカネは、ワンダーランドを守る救世主にされてしまい、ヒポクラテスらと、色とりどりの街を巡り、アカネは成長していきます。

キャラクターデザイとビジュアル担当はイリヤ・クブシノブ

映画の中の、現実の世界や、ワンダーランドの不思議な世界が色とりどりで、背景が美しい、作画が美しいという声が上がっています。

緑豊かでアトリエ系ゲームのような風景だとの声も。

キャラもかわいいと好評です。

一体どんな人がデザイン、監修しているのかというと、本作で抜擢されたロシア人イラストレーターのイリヤ・クブシノブ。

イリヤは、ロシアで生まれ、今は日本に在住しながら、イラストレーターとして活躍しています。

建築を学ぶためにアート学院に通っていましたが、小さい頃に見た日本の『攻殻機動隊」のシーンがずっと頭に残っていたとのこと。

ストーリーはよくわからなかったけど、映像体験が衝撃だったのだとか。

大学で日本マンガやアニメ好きが集まるサークルに顔を出しているうちに、「もっと日本の作品を見てみたい」となり、『AKIRA』などのマンガに触れるようになります。

ゲーム会社で働いたりした後、成り行き上、絵コンテやデザインを監督する立場になり、インターネットや通信講座などで絵コンテについで独学し始めます。

この頃から、仕事後に、個人のイラストを書いてインターネットに公開するという活動を始めます。

その後、インターネットを通じて、日本で仕事をしているロシア人と友だちになり、来日することになります。

今は、365日、ネット上でイラストを公開し続けていて、instagramでなんと100万人を超えるフォロワーを持つそうです。

イリヤ・クブシノブの過去の作品は

クブシノブは、日本の外務省主催の国際漫画賞の第8回で、銅賞を受賞しています。

『バースデーワンダーランド』以前に、ネットで公開し続けたイラストの画集が発行されています。
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女の子のイラストを描いており、イラストのタッチも、イラストごとにかなり違っていて、その才能に驚かされます。

今後の活躍が期待できそうです。

まとめ

・『バースデーワンダーランド』のキャラデザイン、ビジュアル監修は、ロシア出身のイリヤ・クブシノブ。

・365日イラストをネット上に公開し続けるという偉業を行い、画集も発行しています。

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