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オレンジピールティーの作り方と特徴は?効果や効能も紹介

ハーブティー

オレンジピールティーは、乾燥させたオレンジの皮から淹れたハーブティーです。

オレンジピールとはオレンジの皮です。

オレンジは、果肉をそのまま食べるという利用の仕方が一般的ではないでしょうか。

では、オレンジの皮はどうするでしょうか。普通は捨てますよね。

普通は捨てる、オレンジピール。

そんなオレンジピールから淹れたお茶とはどのようなものでしょう?

オレンジピールティーの効果や効能は?

これらの点を含めて、オレンジピールの元であるオレンジと、オレンジピールティーについて紹介します。

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オレンジとオレンジピールの特徴

学名 Citrus aurantium / Cilrus sinensis
分類 ミカン科 ミカン属
和名 甘橙(あまだいだい)
ティーに使う部分 果皮
主要成分 精油、フラボノイド、ビタミン類

オレンジの植物としての特徴

オレンジは、ミカン科ミカン属の植物で、4m~5mほどに育つ小高木、その果実を指します。

原産地はインドのアッサム地方です。日本でも良く食べられます。

オレンジは、大きく分けてスイートオレンジとビターオレンジに分かれます。

スイートオレンジは、世界的にとても多く栽培され、広く流通しているオレンジです。

日本で単にオレンジと言う場合、スイートオレンジを指すことが多く、中でもその一種であるネーブルオレンジかバレンシアオレンジを指すことが多いです。

スイートオレンジと言う名前から分かるように、オレンジの日本名は甘橙といいます。

オレンジの歴史

オレンジは、15~16世紀始めに中国からポルトガルに持ち込まれ、そこから地中海沿岸の様々な国に広がったと言われています。

その後、19世紀にアメリカに導入されました。日本へは、明治時代に渡ってきました。

オレンジの有用な特徴や用途など

オレンジはミカンと似ていて、どちらも橙色をしていて、甘酸っぱい味がします。

大きさはオレンジの方がミカンより一回り大きく、皮の厚さはオレンジの方がミカンより暑いため、手でむくのは難しいです。

ミカンは、日本では果実をそのまま食べることが多いですが、オレンジはオレンジジュースとしての方がより多く目にするように思います。

みかんの皮は普通は食べませんが、中国では、みかんの皮を乾燥させて陳皮と呼んで、漢方薬の原料として使っています。

このことから分かるように、みかんの皮には栄養素や有効成分が豊富に含まれているのです。

オレンジの皮の方はどうでしょう。

今は日本でも良く知られているマーマレードというジャムがあります。

これは、オレンジや、オレンジに限らず、柑橘系の果物の果実と皮から作られたジャムです。

マーマレードの発祥の地では、オレンジの皮を食べる習慣が古くからあったということです。

オレンジピールの効能を知ってか、これをティーとして飲む習慣も広がりました。

これが、オレンジピールティーです。

ただし、オレンジピールには、果実が多く食べられるスイートオレンジではなく、ビターオレンジが使われます。

オレンジピールティーも、ビターオレンジの皮が主に使われ、たまにスイートオレンジの果皮が使われることもあります。

ちなみに、ビターオレンジの和名が、スイートオレンジの和名である甘橙から、「甘」をとった「橙」です。

オレンジピールは、実は、果実全体の中で最も健康に役立つ部分と考えられており、ビタミンCを始め、酸化を防止する化合物など多くの有効成分を含んでいます。

オレンジの香りには、リラックスさせ、心を元気にする作用が期待できます。

また、腸の働きを正常にすることも期待できます。

>オレンジピールティーの作り方

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オレンジピールティーの作り方を紹介します。

オレンジピールティーの材料

オレンジピールティーの材料は、乾燥したオレンジピールです。

使われるオレンジは、主に、スイートオレンジよりもビターオレンジです。

オレンジピールは手作りすることがおすすめです。

まずは、オレンジの皮を用意しましょう。

ビターオレンジでなくても大丈夫です。

オレンジの皮をむき、流水できれいに洗ってから、タオルやキッチンペーパーなどで水気を取ります。

皮を重ならないように、ざるや網などの上に広げて並べて、天日で干します。

しっかりと乾いたら出来上がりです。

オレンジピールティーの淹れ方

オレンジピールティーを作るには、1杯分150ml~180mlに対して、ティースプーン1杯分が目安の分量です。

お湯を注いだら5分ほど待って成分を抽出させましょう。

オレンジピールティーの特徴

オレンジピールティーの特徴を紹介します。

オレンジピールティーの味と香りについて

オレンジピールティーからは、オレンジの皮をむいたときほどではありませんが、爽やかなオレンジの香りをほのかに感じます。

口に含むと、オレンジの香りを感じ、イライラした気分が静まり、ほっとした気分になれます。

味は甘酸っぱさを感じ、若干の苦味があります。

味のクセは少なく、ハーブティーの初心者の方でも飲みやすく、試してみるのにちょうど良いと思います。

オレンジピールティーのおすすめの飲み方

オレンジピールティーは、とても香りが良いので、香りを楽しむためにシングルで飲むのがおすすめです。

はちみつとの相性が良いので、少し加えると、苦味が和らぎます。

こうすれば、子どもでも楽しめる味になります。

紅茶とブレンドするのもおすすめです。

オレンジピールティーと紅茶の割合は1:2ぐらいが目安です。

ジャーマンカモミールティーと1:1でブレンドするのもおすすめです。

>オレンジピールティーの効果・効能について

オレンジピールティーの効果や効能にはどのようなものがあるでしょう。

オレンジピールティーの主要な成分

オレンジピールの主要な成分は、精油とフラボノイドです。精油は植物から分泌される香りの成分です。

フラボノイドは、植物に含まれる色素成分の総称で、私たちの身体に有用な効果を持つ種類が多くあります。

オレンジピールティーの効能

オレンジピールティーは、気分を落ち着かせる効果が期待できます。

イライラして落ち着かないとき、仕事、勉強、家事の合間などに飲むのがおすすめです。気分が安らぎます。

また、腸の働きを正常にし、消化を促進することも期待できるので、便秘や軽い下痢の時に飲むのもおすすめです。

まとめ

・オレンジピールティーは、イライラする気分を落ち着けて、心を元気にしたいときにおすすめ

・オレンジピールティーは、腸の働きを正常にする効果も期待できます。

 

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