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ラベンダーティーの特徴と作り方は?効果や効能と副作用についても

ハーブティー

ラベンダーティーは、ラベンダーの花の部分で淹れたハーブティーです。

ラベンダーは、ハーブの中でも有名で、ハーブに興味がない人でも一度はその名を聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、ラベンダーのハーブティーについてはどうでしょうか。

あまり知らない人が多いのではないでしょうか。

ラベンダーとラベンダーティーについて紹介します。

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ラベンダーの特徴

学名 Lavandula officnalis / Lavandla angusifolia
分類 シソ科 ラベンダー属
和名 ラベンダー
ティーに使う部分
主要成分 精油、フラボノイド、タンニン

ラベンダーの植物としての特徴

ラベンダーは、シソ科ラベンダー属の植物で、1mほどに成長する低木ですが、あまり木っぽくはなく、草花としてとらえられることが多いようです。

和名は「ラベンダー」です。

ラベンダーは、地中海沿岸、北アフリカ、カナリア諸島などが原産地です。

春に紫や白、ピンク色の花を咲かせ、100ほどの種類があると言われています。多くの種は、揮発性の精油を分泌します。

ラベンダーは、ハーブの女王と呼ばれるほど、たくさん種類のあるハーブの中でも代表的なものです。

フランスのプロバンス地方を始め、原産地でもある地中海沿岸など、世界各地で栽培されています。

日本では、北海道の富良野地方が栽培地として有名です。見た目も美しく、庭に植える植物としても人気です。

ラベンダーの歴史

人類のラベンダーの使用の歴史は古く、古代ギリシャや古代ローマの時代から、沐浴や洗濯の時の殺菌や芳香剤として使われていました。

こういった用途から、ラベンダー名前の語源は、古代ローマの洗うを意味する言葉「lavere」から来ていると考えられているほどです。

日本には、19世紀の初頭に持ち込まれました。

防腐機能や、抗菌機能などもから、古代エジプトでミイラの作成にも使われていました。

ラベンダーの有用な特徴や用途など

その強い香りから香りづけに多く用いられるラベンダーですから、アロマテラピーで多用されます。

狙いの効果はリラックス効果や、鎮静効果が有名で、不安、憂うつ、怒りなどの負の感情や、ストレスを和らげることが期待できます。

ラベンダーの香りをかぐと、とてもリラックスした気分になります。

ラベンダーの特徴的な香り成分である酢酸リナリルという成分が、リラックスを促すホルモンであるセロトニンを誘発する効果があると言われているからです。

セロトニンは、睡眠を促すメラトニンへと変化する物質ですから、セロトニンを増やすことはメラトニンを増やすことに繋がります。

ラベンダーは、酢酸リナリルを多く含んでいるので、セロトニンの増加を通じて、リラックスできることや、眠りやすくなることが期待できます。

そんなラベンダーですが、そのまま食べるということはあまり多くなく、料理に使うことも稀です。

食べてみると、ほとんど味はしません。

一方、口に入れると、その香りが広がります。

食べるとしても、乾燥した花を細かく砕いたものをクッキーに加えたりという形で、やはり香りづけのために使われることが多いようです。

ラベンダーティーの作り方

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ラベンダーティーの作り方を紹介します。

ラベンダーティーの材料

ラベンダーティーの材料は、乾燥したラベンダーの花です。

ラベンダーを栽培している場合は、生のラベンダーを使うのもおすすめです。

ラベンダーティーの淹れ方

ラベンダーティーを作るには、1杯分150ml~180mlに対して、ティースプーン1杯分が目安の分量です。フレッシュの場合は、ドライタイプの3倍程度のハーブが必要です。

湯を注いだら、そのまま、3分ほど成分を抽出してから飲みましょう。抽出が進んでいる間にも香りが広がるので、3分間待っている間に、香りを楽しむことができます。

ラベンダーティーの特徴

ラベンダーティーの特徴を紹介します。

ラベンダーティーの味と香りについて

ラベンダーのハーブティーも、ラベンダーそのものと同じく、その強い香りが特徴です。

お湯を注ぐ前から乾燥したラベンダーから心落ち着かせる自然な香りを感じることができます。

お湯を注げば、周りにラベンダーの良い香りが広がります。

ラベンダーティーを楽しむときは、慌てて口に含まずに、その香りを楽しむと良いでしょう。

味はあまり強くありません。

花の香りと若干の渋みが感じられます。

ラベンダーの香りを楽しみたいがために、あまり濃く抽出すると、渋み成分が強くなりすぎて飲みにくくなります。

2倍以上の濃さにはしないのが、おいしく楽しむコツです。

ラベンダーティーのおすすめの飲み方

ラベンダーティーはとても良い香りを持つので、シングルで楽しむのがおすすめです。

しかし、香りに敏感な人などは、薄めに入れて、はちみつで甘みを加えたり、他のハーブティーとブレンドするとおいしくいただけます。

ローズやミントのハーブティーとブレンドすると、おいしくいただけます。カモミールとのブレンド、ペパーミントとのブレンドなどがおすすめです。

ラベンダーは、紅茶とも相性が良いです。

ラベンダーティーの効果・効能について

ラベンダーティーの効果や効能にはどのようなものがあるでしょう。

ラベンダーティーの主要な成分

ラベンダーティーの主要な成分は、精油、フラボノイド、タンニンです。

精油は香り成分で、ラベンダーの精油の主なものはリナロール、酢酸リナリルです。

リナロール、酢酸リナリルは鎮静作用を持ちます。

フラボノイドは、色素成分です。

タンニンは、緑茶などに含まれている渋み成分です。

ラベンダーティーの効能

ラベンダーティーは高ぶった精神を鎮めたいときに役立つハーブティーです。

夕食後や夜眠る前などのリラックスしたい時間に飲むのがおすすめです。

一日の活動で高ぶった神経を鎮め、安らかな眠りを誘います。

ラベンダーティーの副作用

効能が期待できる食べ物・飲み物には、副作用を起こす恐れのある場合があります。

自然のものだったら副作用が全くないと楽観視するのは良くありません。

それでは、ラベンダーティーは、どうでしょうか。

一番に気なる妊娠中や授乳中ですが、安全性は完全には分かっていません。

多くの書籍で、飲むのを避けるようアドバイスしているわけではありませんし、大量に飲まなければ問題ないと書いています。

しかし、心配であれば、飲まない方が良いでしょう。

妊娠中や授乳中でない場合は、どうでしょう?

こちらについても、副作用は紹介されていません。

ただし、桁外れに多い量を飲むことなどは避けて下さい。

まとめ

・ラベンダーは鎮静、殺菌、防腐効果を持ちます。

・ラベンダーティーは、鎮静効果を持ち、リラックス、安眠が期待できます。

 

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