ハーブティーに安眠効果がある？寝る前にはノンカフェインのカモミールがおすすめ

皆さんは夜、ぐっすりと眠れていますか？

睡眠は1日の疲れを癒し、明日の活力を生み出します。

睡眠がしっかり取れないと、身体、頭、心に大きな影響が出ますから、睡眠は大事ですね。

ですが、悩み事や心配事、今日起こった嫌なことなどが頭から離れずに眠れない事って誰でも経験がありますよね。

そんなときにハーブティーが役立つかもしれません。

ハーブティーに安眠効果はあるの？

安眠に効果的なハーブティーがあるのか？

こららの点について紹介します。

ハーブティーに安眠効果がある？

ハーブティーには、胃腸の調子を整えたり、血行をよくするものなど、体に働きかけるものがあります。

他にも、リフレッシュ効果が期待できるもの、眠気を覚ますのに役立つもの、リラックス効果をもたらすものなど、心に大して役立つものなどもあります。

心に働きかけるハーブティーの中でも、精神をゆったりと落ち着けたり、リラックスを促したり、不安を和らげたりといった効果を持つものもあります。

こういったハーブティーは、精神の緊張をほぐして、安眠効果をもたらすことが期待できます。

安眠効果があるといわれているハーブティーには、カモミール、リンデンフラワー、ラベンダー、レモンバームなど様々なものがあります。

いくつか知られている安眠効果の期待できるハーブティーの中でも、カモミールティーがおすすめです。

特に、眠る前のカモミールティーが効果的です。

カモミールは、甘いリンゴのような香りを漂わせるとして良く知られているハーブです。

リラックス効果が高いとして、日本でもとても人気の高いハーブティーです。

リンゴの香りそのものではありませんが、柔らかく甘みのある香りが、まず、心を落ち着け、興奮している神経を鎮めます。

実際に、カモミールティーには、アピゲニンという物質が多く含まれています。

アピゲニンは、植物の色素を生み出している様々な成分の総称です。

このアピゲニンが、脳の特定の受容体に結合して反応し、不安を和らげて、眠りやすくします。

高齢者を対象に行われた実験では、1日に400mgのカモミールの抽出物を摂取した人は、していない人よりも良く眠れたとの結果が出ています。

カモミールの抽出物を与えられた人は、そうでなかった人よりも夜中に目覚めにくかったという研究結果もあります。

これは、深い睡眠が得られたという結果ですね。

カモミールティーは、人によっては苦みを感じて、まずいと思う人もいますが、まろやかな風味で、人気の高さからも分かるように、飲みやすい部類に入るハーブティーです。

良く眠れないという人は、まず、カモミールのハーブティーを試してみることをおすすめします。

カフェインは、眠気を覚ます効果があり、眠気覚ましにカフェインの入ったコーヒーや紅茶を飲む人は多いでしょう。

カフェインは、眠りを浅くしたり、眠りにくくするので、安眠には逆効果です。

人によって、カフェインの効き方は異なりますが、眠る時間よりもだいぶ前に摂ったカフェインでも、寝つきを妨げるため、カフェインを避けたい人も多いです。

カモミールティーが、せっかくリラックス効果を持っていても、もしもカフェインが入っていたら、安眠には役立ちませんよね。

その点、カモミールティーは、ノンカフェインですので、そういった心配はありません。

・ハーブティーには、精神の緊張をほぐすなどして、安眠効果をもたらすものがあります。

・カモミールティーは、良く眠れたり、深い睡眠が得られた実験結果もあるように、安眠のために寝る前に飲むのにおすすめのハーブティーです。

・カモミールティーはノンカフェインですので、寝る前でも安心して飲むことができます。