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レモンバーベナとレモンバームのティーの違いは?香りや味や効能についても

ハーブティー

レモンバーベナティーは、レモンバーベナで淹れたハーブティーです。

レモンバームティーは、レモンバームで淹れたハーブティーです。

どちらのハーブもレモンという言葉を含んでいますが、どういう点が違っているのでしょうか?

ティーにした場合の違いはどうなのでしょうか?

2つのティーの味や香りや効能の違いについて紹介します。

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レモンバーベナとレモンバームの違い

レモンバーベナとレモンバームは、植物として何が違うのでしょうか?

レモンバーベナは、クマツヅラ科イワダレソウ属の植物で、レモンバームはシソ科セイヨウヤマハッカ属の植物です。

レモンバーベナとレモンバームは全く違う科に分類されています。

詳しいことが分からなくても、2つの植物が全く違う種類の植物であることが分かると思います。

名前こそ、レモンを含んで共通ですが、お互いに全く関連のない植物なのです。

この点、同じシソ科に属するスペアミントとペパーミントとの関係と異なります。

では、レモンバーベナとレモンバームはティーにしたときの何が違うのでしょうか。

同じレモンという語を含んでいますが、関係している点はあるのでしょうか?

レモンバーベナとレモンバームのティーの香りの違い

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レモンバーベナの葉は、レモンのような良い香りがします。

これは、レモンバーベナの葉がレモンと同じ芳香成分シトラールやリモネンを含んでいるからです。

シトラールは、レモンの人口の香料として使われるくらいですから、レモンに似た香りを発します。

レモンバーベナは、レモンに似た香りとはちみつのような甘い香りが合わさった香りがします。

レモンバーベナは、葉をティーにすることができ、レモンバーベナティーも、レモンとはちみつのような香りがします。

レモンバームは料理の香りづけや香水の原料として用いられるくらいですから、とても良い香りを漂わせます。

一方のレモンバームも、葉の部分がレモンに似た香りを発します。

この香りは、レモンバームの葉も、シトラールを含んでいるのが理由です。

レモンバームも葉を使ってティーを淹れることができます。

レモンバームティーも、シトラールによって、レモンに似た香りを発します。

しかし、レモンバームはティーにすると、香りはそれほど強くありません。

特にドライのレモンバームを使うと、レモンの香りというより、ミントの香りといった方が近いです。

このことは、レモンバームは、日本ではコウスイハッカやセイヨウヤマハッカと呼ばれることに現れています。

レモンバーベナもレモンバームもレモンの香り成分リモネンに似た成分シトラールを含んでいて、レモンの香りを発するため、レモンの名を冠しているのですね。

ハーブのそのものでも、ティーにした場合も、レモンに似た香りを漂わせる点で、2つのティーは良く似ています。

レモンバーベナとレモンバームのティーの味の違い

それでは、味の違いはどうでしょうか?

レモンバーベナのハーブティーは、レモンに似た香りから、レモンに似た味を想像するかもしれません。

しかし、味はレモンとは異なります。

しかし、多少の酸味があり、また、ティーにしても香りがしっかりしているので、レモンに似た香りと風味と相まって、レモンに似た印象を持つかもしれません。

レモンバームの方は、レモンとだいぶ異なります。

まず酸味はありません。

代わりに少し甘みがあって、まろやかです。

レモンを口に含んだ時のような刺激はありません。

レモンバーベナとレモンバームのティーの効能の違い

レモンバーベナは、ヨーロッパでは、身体を温め、心をリラックスさせる飲み物として親しまれています。

ティーとワインを1:1で調合したものが、鎮静剤として用いられているほどです。

フランスでは人気のハーブティーで、夕食後から寝る前までのリラックスタイムに最適なハーブとして、イブニングティーの名で親しまれています。

人気が高く、今では街角のカフェで定番になっているほどです。

他にも、胃腸の調子を整えたり、消化を促進する効能があります。

レモンバームの方は、気分を落ち着かせる効果があり、不安や緊張などを緩和する効果が期待できます。

抗菌作用、抗ウイルス作用、発汗作用なども持っています。

ヨーロッパでは、民間療法として、重宝されています。

レモンバームティーを蜂蜜を加えて毎日飲み続けた人が100歳以上まで長生きした逸話から、レモンバームは「長寿のハーブ」と呼ばれることもあります。

抗菌作用や、抗ウイルス作用、発汗作用などが、役立ったのかもしれません。

こうしてみると、レモンバーベナとレモンバームは、鎮静作用の点で似ており、この点では、効能に大きな違いはありません。

一方で、レモンバームの方は、抗菌作用などを持っています。

まとめ

・レモンバーベナとレモンバームのティーは、どちらもレモンに似た香りがします。

・レモンバーベナティーの味は若干の酸味を含み、レモンバームティーは酸味はなく、甘みとまろやかさを持ちます。

・レモンバーベナとレモンバームのいずれのティーも、鎮静作用を持ちます。

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